息子がひらがなの書き取りをやっている横で、DAISOの美文字練習帳を使い硬筆の練習をしている私です。
最初は気軽な気持ちではじめましたが、「物を書く」ことで日々の忙しさが少しリセットされ、頭がクリアになるような・・そんな気持ちを覚える事があります。
たった数分でもそんな気持ちになれるって、物を書くという事の威力はすごいのだなと感じました。
そんな事を思いながら、時々出品しているメルカリで商品を送る時のメッセージカードを書いてみました。
ハンドメイドではなく自宅の使わなくなったものを出品することがあります。忙しい時は商品だけ梱包して送るのですが、硬筆の練習にもなるのでメッセージカードを書いてみました。
きちんと丁寧にかけているかな?
気持ちは伝わっているかな?
そんな事を思いながら写真を撮ってみましたが・・心の中で「たかがメルカリで手書きの文章をつけなくても」と思う私もいます。
このメッセージカードを受け取る相手だって、読まずに捨ててしまうかもしれない。(ずっと取っておく人はまずらいないだろうけど・・いても困る!)
これまでの人生で無駄な事をたくさんしてきたような気がします。むしろ自分からそっちに進んでいるような?
硬筆の練習だって、別に今さらやらなくてもいい。息子が宿題をやっているわずかな時間に行うだけのつもりが・・硬筆の魅力・手書き文字の魅力にあらためて気づくようになりました。
今はパソコンがあるので長い文章はパソコンで打って印刷するのが早い。私が今回書いたメッセージカードだって、ワードで作って量産した方が楽ちん。
忘れてしまった漢字が思い出せなくても、パソコンなら変換ですぐ正しい漢字が出てくる。文章を直したい時も、手書きなら消しゴムで消さなくてはいけない。ボールペンだと修正液を使う必要がある。
それでも手書きの不思議な魅力を信じて、宿題をする息子の横で硬筆の練習を続けてみようと思います。
「無駄な事」が実はすごく重要な事かもしれません。ふと、そんな事を思いました。