私の父は掴みどころのない宇宙人。
小学校の校長として働き、退職した後は非常勤で人権相談などをしているらしい。
そう書くと堅いイメージだが、宇宙人と書いたように心は自由な人。
趣味は旅行、70歳になると体が動きづらくなるからとラストスパートをかけて日本全国を回る日々。(70歳は超えたけど未だに精力的に動いている。)
タバコは吸わないがお酒を愛し、その影響は娘(私)にしっかり受けつがれている。
財テクに長け、非常に頭の良い人だと私は思っている。
そんな父にまつわる話、このブログで時々書いてみたいと思う。
「昔は父の同僚教師が我が家に集まって麻雀をしていた思い出」
私が小学校の頃、父の同僚教諭が我が家に集まって麻雀をすることがあった。
おそらく父は当時30代後半。私は麻雀を父に教えてもらいたくて仕方がなかったのだけど、なぜか父は私に教えてくれなかった。
私の通っている小学校の先生も来ていたので、二名くらいは名前を今でも覚えている。確か父よりは後輩にあたる先生だと思う。
私は知っている先生達が家にいることに少し居心地の悪さを感じつつも麻雀している風景を見たり、先生が「好きな子いるの?」など私に気を使って少し構ってくれたことに対して気恥ずかしそうに何かモゴモゴ答えたような気もする。
働いている時の父は同僚から慕われているような様子で、子どもながらにそれを感じ取って私は誇らしい気持ちだった。ただ一つ言えることは、もしかしたら周りの人は父が間違いをおこさず真面目に生きている教師の鑑だと思っていたかもしれないけど決してそんなことはない。父だって人間なのだ。
父に確認もしておらず、今も真相は分からないけれど少し気になっていることがある。あれは賭け麻雀だったのだろうか?
もし、いつかあの時に我が家に来ていた先生に会ったら聞いてみたい。